PICを、アセンブリ言語のプログラムで使う。

PICで電子工作をするため、アセンブリ言語プログラムを使い始める。

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アセンブリ言語の命令、BTFSC命令。

BTFSC命令の解説。

 

書式;BTFSC  f,b

           fは、汎用レジスタアドレス 0~127(0x00~0x7F)、または、ラベル。

   bは、汎用レジスタビット指定 0~7。

動作;fのbビットが0? ➡ 0なら次の命令はNOP、1ならそのまま実行。

   汎用レジスタのbビットが0か判定し、0なら、次の命令をNOPに変えて実行する。  

ステータスレジスタへの影響

   C;影響しない

   DC;影響しない

   Z;影響しない

 

例;

 1.   汎用レジスタ番地;0x30とする。

    f  0x96     //命令実行前の値(0x30番地の汎用レジスタの内容)

    b  3      //汎用レジスタのビット指定

    BTFSC    0x30,3   //命令実行

    f  0b10010110     //汎用レジスタの2進数表記。

    fの3ビット目が0なので、次の命令をNOPに変えて実行する。

 

 2.   汎用レジスタ番地;0x30(ラベル;Data)とする。

    f  0xFF     //命令実行前の値(0x30番地の汎用レジスタの内容)

    b  1      //汎用レジスタのビット指定

    BTFSC    data,1   //命令実行

    f  0b11111111     //汎用レジスタの2進数表記。。

    fの1ビット目が0ではないので、次の命令をそのまま実行する。

 

 3.汎用レジスタ番地;0x30(ラベル;Data)とする。

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