PICを、アセンブリ言語のプログラムで使う。

PICで電子工作をするため、アセンブリ言語プログラムを使い始める。

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アセンブリ言語の命令、SWAPF命令。

SWAPF命令の解説。

 

書式;SWAPF      f,d

         

   fは、汎用レジスタアドレス 0~127(0x00~0x7F)、または、ラベル。

   dは、結果の上書き先が、ワーキングレジスタか、汎用レジスタの選択。

   動作;f上位 ⇆ f下位 ➡  f or  W

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   汎用レジスタの内容の上位4ビットと下位4ビットを入れ替えて、dで指定されたレジスタに上書き。

   C;影響しない。

   DC;影響しない。  

   Z;影響しない。

例; 

 1. 汎用レジスタ番地;0x30とする。

    W  0x1F     //命令実行前の値  

    f  0x3A     //命令実行前の値

       SWAPF    0x30,0    //命令実行

    fの内容の上位4ビットと下位4ビットを入れ替えて、dで指定されたレジスタに上書き。

    W  0xA3     //命令実行後の値、dが0だから、こちらに上書き。

    f  0x3A     //命令実行後の値、こちらは、変化なし。

    C、DC、Z      //ステータスレジスタの値、影響しない。

 

 

2. 汎用レジスタ番地;0x30(ラベル;Data)とする。

    W  0x25     //命令実行前の値

    f  0x0A     //命令実行前の値

       SWAPF    Data,1   //命令実行

    fの内容の上位4ビットと下位4ビットを入れ替えて、dで指定されたレジスタに上書き。

    W  0x25     //命令実行後の値、こちらは、変化なし。

    f  0xA0     //命令実行後の値、dが1だから、こちらに上書き。

    C、DC、Z      //ステータスレジスタの値、影響しない。